BLEACH連載
□第13話 死神を憎む
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「なんだ有沢」
「黒崎君や朽木さん、道原さんはTVに映ってたからここに呼ばれたのはわかりますけどあたしと井上さんは呼ばれる理由ないと思います!」
「だって…お前もいっしょにいたんだろ?」
「たまたまです!あたし達は行く途中で会っただけで無関係です!」
たつきはきっぱりと言い放った
「うそだぁ!オレ井上さんと有沢もさそったじゃん!」
「そーだよ!ボハハーの練習してたじゃん!」
「信用しないでください。彼は妄想癖、彼女はボケている所があるので」
ガァーーーーーン
「たつき…てめぇ自分達だけ助かろうってのか…」
「ボケ…私はボケている…そんな…ずっとツッコミだと思ってたのに!!」
「いや、お前は明らかにボケだろ(天然)」
ガガァーーーーーン
「そ、そんな…」
「道原…今は落ち込んでる場合じゃないだろ?」
「筋肉…じゃなくて鍵根先生!!」
「な、何だ?」
(今筋肉って言ったな)
(筋肉って言った)
「私はボケなんですか!?それともツッコミなんですか!?」
「それは関係ないだろι」
「関係あります!私がボケならばこの映像で一護が怒ってるのは私のボケが酷かったからだと思うんです!!」
「…は?」
皆は口をぽかーんと開けて私を見た
「私のツッコミである彼が私のボケに嫌気がさして…」
「真雪…嫌気なんてさすわけ…」
「その通りです」
「え?」
ルキアが演技がかった口調で一護の言葉を遮った
「道原さんのボケに嫌気がさして突然怒り出した黒崎君を私が止めきれなかったせいなんです…」
「やっぱり一護…むぐっ!!」
「今のうちに逃げんぞ」
私は一護に引っ張られて皆と一緒に窓から外に出た
「コラまておまえらぁ!!!」