その他
□その子は誰の子〇〇の子
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ドスッ、!!バキバキ…
暫く経ってから鈍い音に木が折れるような音がして、部屋にいたもの達は肩をビクつかせて驚いた。中にはお茶を飲んでいたところに
「ぎゃあ!!〜まじすまんです、だから落とさんといてιιι」
……の声に茶を吹く者もいた。だが、今は冷や汗をかいて、ただジッと収まるのを待つしかない。
一方、地獄行きだ、と思ったのは当たったようで波瀬は死と隣り合わせの場所にいた。
足の下は緑豊かな森、みずみずしい川が流れていて、波瀬の体は城からさらけ出されており、縄で腕がくくりつけられていた。
「…何もここまでする事やないの!つか、かさねちゃんの生肌ならわれも見たかったちゅーねん…」
遂に信長に黒い雷が落ちた!!。波瀬はそれに気付いた!
「ほぉ…余程落ちたいのか。分かった、天狼突っつけ。そして、紐を切ってやれ」
「ぎゃ!そな…したら、おわっ天狼、やめ、や…………ぎゃー・・ 」
《………終わった》
スパーン!!!!
這狽ムくっ
「途中、身体が落ちてるかもしれぬ、注意して帰られよ……では、―失礼する」
家臣達は鬼を見た!!。武将達は冷や汗をかいていた。
「波瀬殿…哀れ」
「俺、ああなりたくない」
「安らかに…」
「死んでないっちゅーねん!」
這這這狽ムくっ
襖を薙ぎ倒し、腐敗した屍体のごとく這いずりながら部屋に入ってきた波瀬に皆、驚いていた。
「は、波瀬殿御無事で……ιιι」
《よく上がってこれたなこの人》
「、見てろよ〜信長はん、絶対泣かしたるっっ!!」
うおおおおっ!!!!と燃える心意気をもって立ち上がった波瀬に思わぬツッコミ。
「無理だ「そこ黙っとき!!!!(怒)」」
輝く21歳。頑張れ!波瀬!!!「やったるで〜〜〜!!!」
だが、
「精神は誉めよう…………が」
「また墓穴掘るだろうな奴は」
....その頃
「(何で私信長さんに添い寝されるの――?!)」
かさねも違う恐怖を味わされていた
End
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