東方 小説

□始まり
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「カラオケ招待券?」
いつものように幻想郷にある香霖堂に来ていた、搏麗霊夢と霧雨魔理沙が香霖堂の店主、森近霖之助から渡されたのは、一枚の紙だった。
「なんでも近くに出来た【歌う箱(カラオケボックス)】の招待券だそうだよ。僕一人じゃつまらないし・・・どうだい、一緒に」
しばらく考えた後、魔理沙が霊夢に質問した。
「霊夢はどうするんだ?」
「くれるなら、お金がよかったけど・・・行くわよ、一応」
それを聞き、魔理沙はニヤリと笑い、霖之助に言った。
「だ、そうだ。勿論私も行くぜ」
「そうかい。じゃあ現地集合にしようか」
「他のみんなにも声かけてみましょうか」
「そうだな」
思い当たるみんなを魔理沙は小さく返事をしながら考えていた。















「すごいな」
魔理沙の言葉に
「この人数もね」
霊夢が違う感想を返した。
そこにいたのは、霖之助、霊夢、魔理沙、そして魔理沙が連れてきた
「なんとまぁ、狭そうな館ねぇ」
レミリア・スカーレット率いる紅魔館メンバー
(中国は除く)
「魔理沙からの招待、ふふっ」
顔を赤らめるアリス・マーガトロイド(変態)
「何を歌おうかしら?」
輝夜率いる永遠亭メンバー
「幽々子さまぁ待って下さい」
西行寺幽々子率いる冥界メンバーだった。
「あんた・・・すごいわね」
「?」
呆れ顔で魔理沙を見る霊夢をよそに、
「さぁはいろうか」
と霖之助が言った。

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