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□あーした天気になーあれ!
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「こ…これは…!」




ある日、食満留三郎は図書室である本を見つけた




「コレを伊作に教えたら…!伊作ー!!」



ビュッ…!



「………図書室では静かに」


「は、はぁい」





『あーした天気になーあれ!』





「伊作見てくれ!」


「どうしたの留?」



凄い物を発見したと言わんばかりに目を輝かせながら食満は図書室で見つけた本を差し出した



「…占いの本?」


「そうだ!これで天気を占えば伊作も、びしょ濡れになったり。傘を持って行くと晴れたり…なんてことは無くなるんだ!」


「…」


「伊作?」


「留…それ凄くいいよ!ありがとう!」


「おお!じゃあ早速試してみようぜ」


「うん!」



……………

(留…)


(なんだ…)


(裏向きにしかならないよ…)


(…あれー?)


(もう一回…ッ!)


(頑張れ伊作!)


(あーした天気になーあれ!)




.

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