book
□『デート日和』
1ページ/3ページ
「三木ヱ門」
「な、なんですか潮江先輩」
廊下を歩いていると
お、お付き合いをしている
潮江文次郎先輩が話しかけてきてくれた
「明日時間あるか?」
「え?は、はい明日は何もないですけど…」
「そうか。じゃあ明日出かけるぞ」
「…えぇ!」
「あ、女装してこいよ」
「…えぇ?」
『デート日和』
と、言うわけで
女装して町へ買い物にきています
潮江先輩がなぜ、僕に女装してこいなんて言ったのかまだわかりません…
「三木ヱ門」
「は、はい!なんですか潮江先輩」
「ちょっと買いたい物がある、ここで待ってろ」
「え?じゃあ私も…」
「だ、駄目だ!!すぐに戻ってくるから待ってろ!!」
そう言うと、風のように消えてしまった…
.