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□『デート日和』
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「三木ヱ門」


「な、なんですか潮江先輩」



廊下を歩いていると
お、お付き合いをしている
潮江文次郎先輩が話しかけてきてくれた



「明日時間あるか?」


「え?は、はい明日は何もないですけど…」


「そうか。じゃあ明日出かけるぞ」


「…えぇ!」


「あ、女装してこいよ」


「…えぇ?」





『デート日和』





と、言うわけで
女装して町へ買い物にきています

潮江先輩がなぜ、僕に女装してこいなんて言ったのかまだわかりません…


「三木ヱ門」


「は、はい!なんですか潮江先輩」


「ちょっと買いたい物がある、ここで待ってろ」


「え?じゃあ私も…」


「だ、駄目だ!!すぐに戻ってくるから待ってろ!!」



そう言うと、風のように消えてしまった…




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