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□『豆腐小僧』
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「はぁ〜…本当豆腐は、いいなぁ…」
「…」
タカ丸と久々知は委員会の帰りに晩ご飯を食べていた。
『豆腐小僧』
「兵助くん!あのn「あぁ豆腐…」…」
バンッ!!
ビクッ!!
「兵助くん…」
「ど、どうした斉藤?」
「豆腐豆腐豆腐って…そんなに豆腐が好きなら豆腐と付き合えばいいじゃん!バカぁぁあ!!」
そう言い残し
タカ丸は走り去ろうとした、が。
「ま、待って!」
ガシッ
「ごめん、私も豆腐に夢中になりすぎてた…その、置いてかないでくれ」
「兵助くん…ううん。僕も豆腐に焼き餅やいちゃうなんて…まだまだだね〜」
「え?」
「兵助くんが、僕のこと一番好きでいてくれてるって分かってるんだけどねぇ〜」
「ななな何を言って」
「あははっ!なに顔赤くしてるの?」
「〜…っ!!」
…………………
(何だケンカしないのか)
(三郎!)
(なんだかんだでバカップルかよ…はぁ〜)
久々知を見守る五年ろ組でした。
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