還らざる楽園

□終焉の初見
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西暦、20××年…。

ここは、どこなのか解らない場所。

ここが日本の島であるということ以外、誰も何も解らない。

俺たち3人は、そんなところで、ただ立ち尽くしていた。

Z「なんだよ…どこなんだよ!ここは!」


V「こっからは、それぞれ、分かれて行動するぞ。」

Re「えっ?一緒に行っちゃダメなの?」

Z「まぁ、群れると目立つからな。俺は、リーンベルと一緒にいるから。」

V「好きにしろ。そんじゃ、ここでお別れだ。お前等。何があっても生きてろよ。」

Z「あぁ。」

Re「うん。」

ここは、生死の境を具現化した島。

死ぬる者は死に、生きとし生ける者だけが生き残る島。
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