嘆きと祈りの詩

□リトルプリンス
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ある日の早朝…。

V「はい。わかりました。すぐにそちらに伺います。」

「ヴァシュロンさん、また“あの依頼”ですか?」

V「あぁ。行くぞ、野郎ども!」

OS『神託の信託』

Z「また下着泥棒の依頼?勘弁してよ…。」

V「今日は、カーディナル候補にしてバーゼル1の
とうたわれるエロイーゼからの依頼だ。昨日の深夜、彼女の家が空き巣の被害に遭ってな…。」


エロイーゼ「お金とアクセサリーに、下着を根こそぎ、盗られちゃったの…。根こそぎよ!」

3階層、エロイーゼ邸宅…。

Re「見た感じ、整理整頓されてて、空き巣に遭ったとは思えないけどね?」

V「それが、こいつの最大の特徴だ。こんなだけ片づいてるとまさか、自分ちが空き巣に遭ったなんざ思わねぇよなぁ。」

Re「本当だよね。その時の状況は?」

エロイーゼ「知るわけないでしょう!仕事から帰って来たら、この有り様!あ〜もう!ヤんなっちゃう!下着根こそぎ盗られてるから…むっきぃ!」

V「下着根こそぎということは、今、あなたはノーパン、ノーブ…
ゴスッ!

リーンベルさんにまた殴られた。

エロイーゼ「あったり前でしょう!全財産盗られてるから、新しい下着も買えないし!」

…そうでしたね…。

実は、僕とゼファー兄さんは、色々な事情があって玄関前で待っているけど、やり取りがこちらに筒抜けで、大胆のことは、聞こえていた。

キセキ『しかし、今日のを入れて何件目だ?』

「僕たちが依頼を受けて調査しているだけで、20件くらい。ほかに被害に遭っている女性はまだまだいると思います。」

Z「氷山の一角ってやつか?たっく…下着盗むヤツの考えてることが解んねぇ。」

別の日…。

コンコン♪

「ん?はぁい。」



?「こんにちは。
ヴァシュロンさんは、いらっしゃるかしら?」

「彼は、別の依頼で、出かけていますが…何か、




「よろしければ、伝えておきますよ。」

「そうね。そうさせてもらうわ。私は…」

「えっ?えぇっ!」


カーディナルペーター邸宅前…。

Z「…で、なんで、俺たちが、こんなことを?」

P「事情はよく解らないでしゅが、同じカーディナルのSOSとあらば、喜んでお手伝いさせてもらいましゅ!(小言:本当なら、リーンベルさんからのSOSならよかったんでしゅが…。)」

「ありがとうございます。」
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