天上界生活模様

□くだらない情報と大きな代償、比例するため息
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「おお、いたいた!」

二人はイゼルと人間の女が話しているのを見つけた。

「何話してんだろ?」

「さぁな」

「もっと興味をもとうよ☆」

「じゃあ、どうするんだ?」

ディベルティスは少し驚いた顔をしたがすぐにニカッと笑った。

「もっと近づくぞ!」

「どうやって?」


そしてディベルティスはこの日一番の笑顔を見せた。

「お前に任せた!」

ポンッ、とディベルティスはビクトワールの肩を叩いた。

「………………行くぞ」


そしてビクトワールはスタスタと歩き出して時の泉に飛び込んだ。

「えっ?ちょっ!ビクトワール☆、ビクトワール!ビクトワール?お前どこ行ったんだ?えっ?おい!帰ったのか?ビクトワール☆」

ディベルティスが動揺しまくって時の泉の前で叫んでいると時の泉の中からヌッとビクトワールが現れた。

「うわぁ!お前どこ行ったんだよ?置いて帰ったのかと思ったよ!」

ビクトワールは小さくため息をついた。

「お前が言ったんだろう」

「俺は帰れなんて言ってないよ☆」

「違う。話しを聞く方法だ。任せたと言っただろう」

「ええー!マジで考えてくれたの?」

「ついて来れば分かる。来い」

言うとビクトワールは時の泉にもう一度飛び込んだ。次はディベルティスもそれに続く。
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