ShortStory

□時と夢とリアル
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深い眠りから覚めて

どれだけ時間がたったのだろう

朝まで時間はまだまだある

再び眠れば

夢が見れるのだろうか

時間はとまらない

いくつも重なり合った歯車

回り廻り

時を刻む

自分は

夢とリアルの間をさ迷い続ける

ああ

この繰り返しに終止符はやってくるのだろうか

脳内を鮮やかに彩る

無色透明な夢

極彩色のリアル

願望と欲求

混ざり合うこの闇の中で

自分はただ

歯車を想像し

リアルが動き始めるのを待つしかないのだろうか

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