■二の腕というのは太りにくい箇所ですが、一旦脂肪がつくとなかなか取れないという厄介なかしょでもあるらしいです。
私は以前1年間で20キロ太り、2ヶ月で18キロ痩せるということを経験したことがあります。
いわゆる標準体型よりはやや痩せているの部類にはいるのですが、やはり二の腕だけは「ほっそり」という訳にはいかない;
それが、私が「脂肪吸引」という選択に至った経緯です。

■品/美にメールして2日後にカウンセリングに行きました。
カウンセリングといっても、先生とちょろっとお話しする程度です。

・二の腕の吸引は肘のちょっと上に穴を開けてカニューレを入れる。
・麻酔は局所麻酔

お話したのはそんくらいです。実際に使うカニューレ(脂肪を吸い取る管みたいなの)を見せてもらったり。
「はいこれでこうやって吸っていきます〜」
みたいな感じです。
んで、その後今回手術を実施するかどうかを決めます。

■契約書にサインしてリカバリールームに通されます。
2畳くらいの小奇麗な個室に簡易ベッドとか鏡とかが置いてあります。
「ショーツだけになってコレをきてくださいね^^」
って看護士さん(?)にいわれて青い手術着をきます。

…とりあえずどっちが前だか判んないので、袷がある方を前にして着てみました☆

それから血液検査。
腕に注射を三箇所。液体が皮下に入るとぷくっと膨れ上がります。たのちい。
5日たったいまは注射のあとはほぼありません。

それから先生が来て、吸引する箇所にマーカーをつけていきました。
…ずいぶん適当につけてるけどそれでいーんでしょうか;

因みにリアルタイム「脂肪吸引経過」で一番初めに書き込んだのは、手術着になる前にトイレに行ったとき。
本当はすんごく怖くなってそのままエレベーターのって帰りたかった(笑)

■さて、手術室です。
足から点滴をいれるんですが、むくんでいたのか血管がでてこなかったので急遽腕から点滴をすることに;
二の腕の脂肪吸引はうつ伏せで行います。
心電図とかいろんなものを体にぺたぺたはられていきまーす。
あと、鼻にチューブ。
看護師さん「鼻からリラックスする成分をいれていきますね〜。よっぱらった感じになりますよー」

…笑気ガスか!?(゜ロ゜)

それにしてもなかなか効かないものでして…;勤めて腹式呼吸を始めました。
するとびっくり!
一呼吸するごとに逝きそうな感覚…!!
寝てたまるものか!!! 手術中のお前らの会話を聞いてやるッ!!←
うわあああ 次のひと吸いで逝ってしまう…ッ
…とまあ、眠りにつくときの心地よさとは似ても似つかない不快な感覚です。
すぅぅぅ…とお休み〜☆

あ。あと目隠しされていました。何故でしょ。

このまま眠っている間に全部終わっちゃえばいいのにぃ〜 なんて考えてたら突然!!

うぃぃぃぃぃぃいいいいいいん!!!!ぎゅるるるるるるるるるr!!!

ドリル!?のような回転音と激痛で覚醒!
覚えているだけでも片腕に三箇所、なにかを打ち込まれました(多分麻酔?)。
これがこの世のものとは思えない痛さ!!出産のときの痛みとはまた違います。
思わず叫んでしまったよ。
いったああいぃぃぃい・・・ってね;
看護師さんが「ごめんなさいねー、痛いですよね、もうちょっとですよ」と励ましてくださいました。ほろり。
…ってえ事は、やはりみんなこのシーンで叫ぶんだろうな(笑)
その後は事あるごとに「大丈夫ですか?」と声をかけてくださいました。
なんか、気を失うのは悔しいので(?)そのたびに気丈に「はい。大丈夫です」と返事をしましたとも。
実際は呂律もまわってなかったんだろーか;;

そして地獄の局所麻酔に断末魔の叫びを抑えてなんとか耐えると、次はもう片方の腕ですorz
自分で脂肪吸引を選択したとはいえ、こんなドリルの如く轟音をあげる未知の医療機器かさえもわからない(医療機器です)もので二の腕に三箇所も穴を開けられるとは。
まぁその後は麻酔が効いて、カニューレを挿入するのもなんとも感じないわけですが。

それでも、腕の中で異物が動いている感覚はあるわけです。
先生がカニューレを動かす度に

ごりごりごりッ ごりごろりごり!

っていう振動が伝わってきます。
これだけで痛さ倍増です。

麻酔が効いてても痛いときは痛かったので、そんなときは正直に「痛いですー」と言ってみました。
言ったからって痛くなくなるわけじゃないんですがね。
それが約40分間続きます。
変に意識があるので、感覚だけが伝わってきてすごく怖かったです。
あと、吸引するときは「無痛じゃない」ってこともわかりました。

右腕が先に終わったので、左腕の手術をしている間、ずっと看護師さんが右腕をマッサージしてくれていました。
肩から肘にむかって撫で付けるような感じです。
たまに何かを拭いていたので、傷口から血液やら体液が流れ出ていたんだとおもいます。

でも、左腕が終わったときはマッサージはしてもらえませんでした@@
なぜ…
とっとと終わってサポーターと包帯で固定。
うーむ。

手術が終わって放心していると、看護師さんたちが医療廃棄物をダンボールにぽいぽいしてました。
なにか面白いものが捨てられるんじゃないかと思って、ガン見してましたが、特に面白いものはなかったです。
ガーゼとかばっかり。
そして、最後におおきなガラス管に入った脂肪が運び出されます。
看護師さん「取れた脂肪はご覧になりますかー?」

み ま す と も !!

黄色い脂肪と上澄みに少しの血液。
おおーーとれたねー。
コレが自分の腕から取れたと思うと微妙に誇らしい(?)。


その後は手術室で着替えて、リカバリールームに帰りました。
そこで薬の説明など。
化膿止めや痛み止め腫れ止め、胃薬が処方されます。
とりあえず痛いので今すぐ薬が飲みたいと言ったらお水ももってきてくださいました。
んで、次回の通院の予約を取ってそのまま帰りましたー。

私は月曜が時間があるので今回月曜に実施しましたが、
普通に土日休みの人なら、金曜にやって、土日包帯ぐるぐるまきで引きこもるのがいいかもね。

怖くて痛くて恐怖の脂肪吸引体験でした。

努力してダイエットするのが嫌なので、尻の脂肪が収集つかなくなったらいつかは尻をやるか!
なんて思ってましたが、もう絶対やりたくないです。
やるとしたらメソセラピーかな。

料金はポイント貯まるカードでお支払い(事前払いでした)。
諭吉が10人でお釣りが来ます。

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