10/11の日記
14：43
金木犀の香る頃
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「お～い､飯出来たぞぉ。今日はカレーうどんに生クリームを入れた『〇奈屋仕様』のマイルドカレーうどんに、健康を考えた雑穀米のご飯だ。
ん～？ なに憤ってんだ一護」
「だってさ一年振り…いや、一年以上振りだぜ?!」
「なにが」
「更新されんのが!!」
「あ…、そう言やぁ」
「そう言やぁ…じゃねぇよ!! 最近の管理人たらよ、高校生のバカップルばっかで、俺達の事を完全にほったらじゃね」
「あ～、そうか」
「そうか、じゃねぇよ。此処の元祖バカップルっつったら俺達だろ?! 暇ぶっこいちゃってカビ生えそうだぜ」
「まぁな、俺も職場主任になったし、お前も就職氷河の三年生だしな」
「白哉さんの会社も、尚更巨大になって、檜佐木さんなんか、いつの間にか出向社長じゃん」
「うんうん」
「浦原商店なんか、ちっちゃい掘っ建て小屋がパブみたいになっちゃったしさ」
「だなぁ～」
「あいつは、嫁もらうし」
「あ、それ…俺けっこーショック」
「だろ？ あ…うどんうっま～!!」
「ま、ネタがないっちゃないんだろうけどな」
「なに言ってんの？ あいつらはまだ片想いの段階だろ？ 俺らはラブラブ全開じゃね、イチャイチャのネタなら、いっくらでもあるだろが」
「なんだ、欲求不満なのか？」
「んな事ねぇけどさ…」
「いいじゃねぇか、俺達はこのまんまで幸せなんだからよ」
「う…ん、そうなんだけどな…たまには登場したいなっと」
「たまには書いてくれんだろ？ ほら、お代わりあるぞ」
「うっほ～い」
「何やら、不穏な空気が漂って参らぬか檜佐木」
「はぁ」
「あの小僧、成りを潜めておったと思っていたら、今頃になって発情しよって」
「一護の発情なんて、毎度の事じゃないっスか。あいつは、恋次を見りゃあ、すぐ全開になるんスから」
「許せぬ…。檜佐木、すぐ行って見て参れ」
「なに言ってんスか、俺に僻地の会社の社長押し付けたくせに。やりくり大変なんっスから」
「融資を打ち切るぞ」
「すぐ行ってきま～す」
「……」
金木犀の香りが漂う頃、なんとなく復活した二人…いや四人なのでした。
ゴラァ!!×４
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