01/03の日記
22：45
《正月の正しい過ごし方》
---------------
毎年恒例の朽木家の正月は、これまた毎年恒例の阿鼻叫喚。
一護は相変わらず脱ぎたがるし、檜佐木さんは下らない事を言っては、一人でウケてるし、白哉さんは手酌で黙々と呑んでるし…。
アホだら教の集会のような惨状を呈してるこの中で、多分、まともなのは俺だけかもしれねぇ。
「恋次ぃ、明けましておめでとうぅ」
「あ～、はいはい」
「あ、なんか冷てぇなぁ」
「へいへい」
「あ～ん恋次くぅん、修兵を構ってよぉ」
「ほいほい」
へばりついてキスしようとする檜佐木さんをなんとかお愛想笑いでかわし。
『俺の恋次に何すんだぁ!!』とふりチンでドロップキックをカマす一護をさりげなく避けて。
あぁ…、今年も始まったなぁ…などと思う。
「小僧～!! なんか面白い事言えぇ!!」
「うほぉい、明けまして閉めましょう…なんちってぇ」
「うまぁ～い!!」
あぁ…脳味噌がとろけそうだ…。
「がしょ～んなどと申してな…」
「……!!!!!!!」
流石のアホだら教の信者達も、一瞬固まった。
時折この人は、身も凍るような天然ボケをカマしてくれるので、心臓に悪い。
「白哉すげぇ～!! 面白ぇ～!!」
何処がだよ。
おい、素っ裸で酌してんじゃねぇよ!! 白哉さんも『済まぬな』なんて受けないの。
なぁ、毎年これじゃ、年の始めから寿命が縮むぞ。
「恋次もなんか言えよぉ」
「あ～、一富士二鷹三茄子がママ胡瓜がパパ…なんてな」
「語呂わりぃけど…、まいっかぁ!!」
わぁぁ!! と変な盛り上がりを見せる酔っ払い達の宴は、まだまだ続く。
箸休め…と言うか、箸を取り落としそうな下らない話しで、どうもスミませんで林家三平？
「うまぁ～い!!」やんややんや。
て、どっちもどっちなお正月話しでした。
前へ|次へ
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]