12/21の日記
22：11
《Xmasが今年も…》
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非常に一護は悩んでいた。
コンビニで色んな雑誌を立ち読み漁ったが(やな客だ)自分の予算と見合う所がない。
かと言って、ロマンチックなXmasは捨て難い。
下手な所に相談すると…檜プールに潜水艦でも浮かんでいそうで怖い。(あの人ならやりかねん)
やっぱり、こういった事は、百戦錬磨の姉さんに相談するのが正解だろう。
「ふぅぅん、ロマンチックなXmasねぇ…」
「あのですね乱菊さん、やっぱり…こう…」
「ンで、予算はどれくらいなのよ」
「え～と、ゴニョゴニョ…くらいで…」
「しょぼ!! 今時そんな金額じゃ、ビジネスホテルだって無理だわ」
「そこをなんとか、乱菊さんの情報網で…」
「当然、その後は××したい訳でしょ?!」
「はい!!」
「………そこだけは明確なのね」
「それなくして、なんのXmasかと…」
「あんたねぇ、そんな不純な動機で、なぁ～にがロマンチックなXmasよ。二千年早いわよ!!」
「おっしゃる通りで…、ンだが、敢えてそっち方面でお願いしたいんですが」
「ちんまいケーキでも買って、自分の部屋でイタした方が良いんじゃない？ その方が、あれこれ策を練るより潔いんじゃないの？」
「乱菊さぁ～ん」
「もぉう…しょうがないわねぇ。じゃあ、取って置きの処を教えてあげるわよ」
「あざ～す。流石は乱菊さん、頼りになります」
「持ち上げたって、なんにも出ないわよ」
「いえいえ」
「え～とねぇ…」
「ふむふむ」
と、言う訳で、それはもう安いご予算でロマンチックてんこ盛りな場所を教えて貰った。
やた!! 普段ロマンチックとは縁遠い恋次を乙女モードに変換出来るぞ。
当然その後は、メインイベント。無制限一本勝負だ。
「うへへへへ」
「一護」
「ぶぁい」
「鼻血…」
「ズズズズ…」
「……………」
乱菊は教えるんじゃなかった…と後悔した。
♪Xmasが今年も…来年も、再来年も、やぁってくる♪
頭ん中、お花畑満開な一護でありました。
「恋次ぃぃぃ」
さて、乱菊さんのアドバイスでロマンチックてんこ盛りをGETした一護。
果たして、ダブルブッキングは回避出来るのか?! 次回、イヴの夜を待たれよ。
「恋次ぃぃぃ」(まだ言うか)
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