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ジアビスの短編小説
ルークとジェイドが何か多い。
◆ルークの執事 masa

何処で間違ったらこうなるんだよ。


アビス学園――日本一、凄い学校だ。月に一億の学費を必要とし、金持ちの中の金持ちしか入れない。
学園面積は東京都の約3分の1と無駄広大で移動はヘリを使うらしい。どんだけなんだよ。
それと、この学校の変わっている所はまだまだ有りすぎて言い切れないが変な校則があるのだ。[1人につき、1人の執事がいる]、これだ。
「ルーク様」
隣で俺をエスコートって奴をしている執事……ジェイドは何でもSランクと呼ばれる執事界のトップらしい。んなの知るかっ。
会ったこともない祖父の命で俺の執事をすることになったらしい。周りは俺にいちゃもん付けて嫉妬しているが、知らん。勝手に付いているだけなんだ、本当に。前まで何もなかったのに……本当に何処で間違った、俺!
此処にいる中で唯一、学ランを着ている俺は目立って奇異な目で見られていたがそんなの気にしてられない。





遡る事1週間。
俺の家は貧乏でお金はないから厳しかったが、家族は温かった。何時も笑えない事を笑っていう父にお気楽な母の三人暮らし。
小さな定食屋をしていた両親を小さな頃から手伝ったり、アルバイトをしていた。キツかったけど、それでも幸せだった。
「あ、ヤバッ。んじゃいってきまーす」
「気を付けてねー」
朝の日常、バイトの間に睡眠を取り慌てて学校に行く。その繰り返しも幸せだった。走って学校に行く途中に海の見える海岸線を通る。車は田舎だから少ないから安全だと全力で走る。潮風が顔に当たり何故か爽快だ。
「よ、ビン底」
「黙れ、デコ鶏冠」
「アッシュだっ!」
自転車に乗ってきた同級生のアッシュが茶化してきた、ま鶏冠に言われたくないけどな。自転車のスピードには流石に勝てない、スゲー悔しい。



続くようで続かない。
リクあればやりますっ

2009/01/17(Sat) 17:40 

◆WILL(ジェイルク) masa

私の師は私が殺した

殺した師は私によく「大人は過去にすがり、子供は未来を望む」、と。
何もかも理解していた(つもり)私は「可笑しな話ですね」と否定した。
大人は過去にすがる?貴女はどうなんですか、ダアトで名誉ある第七音素譜術士だったのでしょう?



「ジェイド、」
過去とはあまりに重すぎる"モノ"だ。何をするにも人は過去を理由にする。
[肉親を殺されたから復讐をする][あれが駄目ならこれだ][昔はいい子だったのに]……馬鹿ばっかだ。
そんな馬鹿ばっかりな世の中にこの朱だけが、本当の"未来"を望んだ。
預言に縛られる(ただ私達が手離さなかっただけだが)世界を救うために。ただの汚れた人が偉そうに君臨する世界を…。
――己の命を代償として


「何やってんだよ」
「ちょっとした…考え事ですよ」


あぁ何でこの子なんだ。彼には罪がないではないか(アクゼリュスは別だ)彼の命で世界が救われるなら、世界なんて滅べばいい。


「考え事?」
「……過去を思い続ける馬鹿を」
「ジェイド?何て言ったんだ……?」
「いえ、何でもありませんよ」


「ルーク……」
「ん?」
「未来を…望みますか」
「過去を思い続けますか」


私が振り返り問うと、少し苦笑して笑った。きっとこの笑顔は未来では見れないのであろう。


「――未来に決まってる」





Will
助動詞[未来]


-----
意味不明(^P^)
ジェイルクが最近多すぎるぜ……!!

2009/01/17(Sat) 17:38 

◆ 突発的パロ(魂と少年)JL masa

俺が商店街をフラフラしてる時だった。勿論、本当にフラフラしてた訳じゃない。母上から御使いを頼まれて、商店街のスーパーに来ていたのだ。これが帰りだ。空は白く何時もの青空が見えない、ただ空一面キャンバスのようだ。人混みの流れにのり帰宅する人々を遠目から見てボーッとしていた。流石にあれだけの人混みを通って帰る気力はなく(人混みが苦手なだけだ)仕方なくだが、公園を通り少し遠回りで帰る事にした。それがいけなかったのか、良かったのか。


冬の日没は早いもので直ぐに日が暮れてしまった。元々、出てきたのが夕方だったから母上もアッシュも心配は然程してない筈だ。公園近くで夕焼けを見ていると足元に猫が擦り寄ってきた。黒い少し小さな猫だ。俺はその猫にしゃがみ抱き上げた。多分、首輪がないから野良だろうと簡単に解った。ただ、解らなかったのは猫が公園に俺を入らせようと公園の入り口を指差していた事だけ。にゃあと鳴き声をあげて腕からすり抜け、猫は俺のズボンの裾を引っ張った。此処までするのだから何かあるんだ、確かこう言うのってよくドラマとかで殺人事件とか…。嫌な想像を必至に打ち消し、俺は猫の後に着いていった。
そして、そこには人が倒れていた。
苦しそうに胸を上下させ、その人の背からは大量の血が流れ出ていた。多分あんまり持たないだろうなと、ネガティブで冷たい考えを捨てて男の人の元に駆け寄った。反射だ、考えてなんかいなかった(少しは考えていたけど)
「…っ……!」
「だっ…大丈夫ですか!!」
懐から携帯を出し、救急車を呼び男の人をみた。外傷は背中を斬り付けられたような傷だけだ。電話を素早く済ませ暇潰しに見たガイの[素人にも出来る人救急命〜応急処置〜]を思い出す。取り敢えず衣服を上半身だけ脱がせ(破いた)傷口を抑える。止血をしなければ出血多量で死に至る。何時から出ているのか判らない為、現在の出血量が解らない。顔からは血の気が引けているから危険だって解るぐらいだ。
「っ……!!!」
「もうす、ぐ来ますからっ頑張って!」
俺に出来るのは適度な止血と意識の確保だけ。後は励ましだけだ。歪んだ男の人の顔は見るからに整っていて、世間的にいう[美人.美男子]という分類にはいる。痛そうに苦しそうに眉を潜め、意識を保っている。あぁ俺は何と無力な。
それから2分後、救急車が到着して俺が付き添いとして乗り込んだのだった。


これが"運命"の


歯車


狂いだした歯車は


止められやしない




安全な日常
(血圧が…、…!)
(後少しだっ)


2009/01/13(Tue) 23:45 

◆貴方が好きだからぁ〜 masa

「なぁサフィールぅ」
「何ですか」
「結婚しよ」
「ボフッ」
「汚いぞっ」
「ピオニー…ジェイド呼びますよ?
「ごめんなさい」
「で、何故貴方の可笑しな思考回路がそんな馬鹿げた発想を生み出したんですか?」
「ナチュラルにヒデェ」
「二文字で簡潔に述べないと本当に潰しますよ?因みに拒否権なし」
「二文字で?!無理だろ」
「はい、二文字以上だったので潰しますよー。死ね皇帝コノヤロー」
「ぎゃあぁあぁぁあ!!!??あ、あああ危ねぇなぁ!!俺の美しい体が卑猥物になるだろうがぁ!!」
「既に卑猥物ですよ」
「……俺にだけ酷くね?」
「…………………いえ」
「間が長いな」
「別に、死ねばいいとか思ってませんよ。えぇ…………多分」
「本音が駄々漏れだな」
「あー口が滑りましたー」
「棒読みかっ」




「ジェイドぉ」
「何ですか、仕事しなさい皇帝バカヤロー」
「サフィールが…冷たい」
「嫌われてるからでしょ」
「何でだっ」
「生理的に受け付けないから」
「うわー……」
「多分、貴方が」
「俺かよぉおぉぉぉ」
「仕事しなさい」
「サフィール〜」
「仕事しなさい」
「サフィール……」
「…………」
「うわぁあぁぁぁあ」
「…………はぁ」
「どうすれば……」
うざい
「!!!?」
「サフィールの態度は貴方の生活態度を見たからでしょ!!好かれたいのならシャキッとしなさいっそれが嫌ならば、ツンとデレの対比が9,9:0,1だと思いなさいっいい加減に仕事しろよコノヤロー」
「は、はぃ……」



「てな訳で好きだ」
「……死にます?」
「だから結婚しよっ」
「冗談を」
「いや、冗談じゃないぞ」
「……酔ってます?」
「お前に酔ってる」
「……」
「なぁ……サフィール」
「……っ」
「好きなんだよ……っ」
「ぴ、お……にぃ」
「サフィール…」
「っ」
「好きだバーン
「サフィールっ出掛けよう……あれ?」
「ガイラルディアっ!!」
「グボッ」
「へ、陛下!?」
「出掛けるんですか?!では行きましょうっ」
「何を急いで……」
「いいですからっ」




「フラれましたね」
「………」
「鼻血を止めなさい」
「………す」
「は?」
「ぜってぇぇに落とすっ」
(その熱意を仕事にぶつけて貰いたいんですけど……)
「ぅうおぉぉおぉ!!!!」
「落ち着け変態」






P→Sの片想い話
片想い→告白→
みたいなノリです。

2009/01/05(Mon) 23:15 

◆ルークの日記(現代) masa

ルークの冬休みの日記をジェイドが発見した


[くりつまつ]

今日はクリスマスです。ぼくはあさ、おきてまくらを見ました。けど、サンタさんは来ませんでした。「なんで」とばあちゃんにきくとサンタさんはこしをいためたそうです。ぼくはサンタさんがとても心ぱいになりました。にいたゃんが「サンタはロ●アとフ●ンラ●ドの山の中でいちゃこらしている」と言っていました。
サンタさんへ
早くこしを治してぼくにプレゼントをくださいね。ぜったいだからな。






「……;;;」
いちゃこらじゃなくて、ロ●アとフ●ンラ●ドの間の山にいる、と言ったんだが………。
つうか、腰を痛めた……って。


ルーク!!!書き直しなさいっ





管理人はけして他国を誹謗中傷する気は全くありませんが、そのように取れた方はすみません

2009/01/02(Fri) 00:12 

◆ 現代パロ(ジェイルク) masa

「おや、まだ起きていたんですか?」
ガサガサと、従弟の寝ている部屋で物音が発った。何事かと覗けば、眠るまいと我慢している従弟がいた。本当に何してるんだ。
「じぇーど……」
「駄目ですねぇ……夜更かしは。それとも、さっき起きたのですか?」
眠い声に反応し、少し叱ると(叱ってるのか)遅いが首を横に振った。と、言うことはだ。彼は一睡もしていないことになるのではないのか。小さい頃に寝てないと、大人になって残業したら後悔すると言えば、しないよと返された。
全くと、一回下に下りて珈琲を淹れる。目が一瞬(そう感じたのだから)で覚める。誰かが珈琲を小さい頃に飲むと背が止まるとかほざいていた。
知るか
止まりたきゃ止まればいいのだ。身長なんて、本人の努力次第でどうにだってなる(根拠の糞もないが)今はそれどころじゃない。
少し大きなスリッパを履き、温かな牛乳をカップに淹れ二階へと上がった。案の定、私に見付かっても起き続けている従弟がいた。目を擦り、眠くないと文句を言っているが目はトロンとしていて説得力がない。
「眠れないのですか?」
「ちがう」
「怖い?」
「ちがうよ」
「寂しい?」
「ちがうってば」
人の質問を全て否定した後に外をみた。まだ暗い空にはうっすらとだが、明るみが。あぁ、結局一睡もしなかったな。
「おれは、ね。"ぱつひので"を見たいんだ……」
初日の出な。
私の差し出した牛乳を飲みながら、ぽつりと話し出した。何でも、テレビで初日の出をみると幸福と言っていたらしい。なので、カメラにそれを納めて皆に見せたかったと言った。
幸福、等をそんな年に一回しか見られないもので決められるのならいいよな。それなら私は一睡もしない、幸福って大切だし、色々と便利だ。しかし、他人(一応、親族だが)の幸福を願うのが最優先だとは。微笑する私を従弟は何だと、イラッと聞き返した。






幸福を願います
(ねむ、い)
(ジェイド!初日の出だぜ?見ようよー)
(……今何時だと)







============
=眠いし寒い=
=============

2009/01/01(Thu) 05:41 

◆現代パロのジェイルク masa

※何故か従兄弟なんだぜ!(死)



「さーぶー!!!」
「ルーク、これを着なさい。少しはマシですよ、多分ですが」
そう言ってまだ自分より幼い従弟に自分の着ていたジャンパーを着させてマフラーをさせた。
正直、真冬の寒さに身動ぎしている従弟が可哀想だった。ニュースでお天気キャスターが「明日は雪です」と何とまぁ最悪な宣告をしたからか、気温は-2゜C。
長袖一枚と突っ掛けだけの私は流石にブルッと震えてしまった(眠いからだ、と結論付けた)
「見てみて!おれが世界で初めて車の"しも"をおとしたんだぜっ」
楽しそうに笑う従弟に苦笑しながら、自分の体を蝸牛のように縮ませてガタブルと震えてしまう。やはり、幼い(自分だってまだ若いが)子の体温は高い。
未だに車に触り続ける従弟の頭を撫でてやり、上を指差す。何があるだっと興味津々の従弟にまた苦笑して、震える体を止め口を開いた。
「あの砂時計みたいなのが確か……オリオン座?だった気がします」
「まどうしょみたいだ!」
どうやら思考回路もダウンしたようだ。取り敢えず早く家に戻りたい。戻って電気マットの上で悪友(そうとしか言えないのだから不思議だ)に電話をして無駄話をしたい。あぁテレビでお笑いもみたい。
欲望がドンドン膨らむ中、従弟に帰らない?と聴いてみた。何故なら、こんな小さな子を真っ暗な場所に置いていけないと、ちっぽけな(変な)正義感があったからだ。
「いやだ、おれはじょやのかんをきくんだ!」
除夜の鐘だ、このチンチクリンめ。只今の時刻は23:58。除夜の鐘はもうとっくに始まっているのに(微かに聞こえてもいるのに)まだだと居座る従弟。
仕方なく付き合う事にした。変なブラコン(嫌、違うのか)病にかかったもんだと、自嘲していると時計は00:00を指した。
「うわっ祭かな!?」
「これは…」
新年を告げる合図だ。全く、と内心腹を立てていた。折角だ、漫画やら本を最初に見ようと思ったのに……。けどいい。と怒りは気紛れのように何処かに飛んでった。
代わりに、さっきまで空を見ていた従弟が裾を引っ張りニカッと頬を赤くして何かを言った。






あけおめーる
(……明けましておめでとう、ございます)
(あけおめーる!!あけおめーる!!)
(殴るぞ)







======================
実は実話だったりするこの話(笑)新年早々、ジェイルクで始まったぜ!←
何かもう……今年も発酵しまくるぞー(泣)

2009/01/01(Thu) 03:22 

◆キラリと夕陽の涙 masa

「〜♪〜〜♪」
「おや、ルーク?」
「あ、ジェイド」

今日泊まっている宿の窓辺で珍しく(いや、本当に)上機嫌に鼻唄を歌っている愛しい朱色の子。
もう日が沈みそうで、まるで月から逃げている日を見ながら笑っている。

「今、な」

「あの夕日がジェイドだなーて」
だってあんなに綺麗な紅じゃないか
俺、ジェイドの瞳好きだから






キラリと夕陽の涙

(あぁもう、何て愛しいんだ)



====================
後書き(と書いて謝罪)
糖分糖度高め……じゃなくて、何だろう…このカオス(苦笑)

2008/12/30(Tue) 22:46 

◆ [番外編]そして歴史は繰り返される masa

ある日、城から報せがきた。それは俺が待ちに待った、ナタリアの誕生だ。
ダアトから即急でキムラスカに戻った、俺は父の私室の扉を乱暴に開けた。
「母はっ」
「ナタリア様をお産みになった時に…」
「……そう、か」
母上は優しい方だった。強くて聡明で、時に厳しく俺を叱ってくれた。
元々、体が弱かったので俺の時は難産だったらしい。ナタリアは、血は繋がっていなくても、仲間であり、可愛い妹なのだ。
いつか、バダックと会わせて…いや、止めておこう。その方がいい。
「おぉミリタリーよ…お前の妹のナタリアだぞ」
父からナタリアを――妹を渡され、抱き上げると赤ん坊独特の柔らかさと温かさが腕に染みてくる。
腕をあげ、俺の顔を触ろうとして笑っている。あぁ久しぶりの温かさだ。
ダアトに入れば、毎日、暗殺ばかりしていた。それが預言だからと、繰り返され、何時しか[死蝶]と呼ばれていた。
誰かも知らない命を奪う、汚れた手には綺麗な、余りにも純粋過ぎる。








清らかな命を
(、ぁあぁぁっ)
(あ、父上、オムツを換えなければいけませんよ。今)
(ど、どうすれば……)


2008/12/27(Sat) 11:48 

◆ きーいよーし、こーのよーるー、 masa

「てな、訳で……会長、覚悟は……?」
「あははっすまん、すまん……まさか、知らないとは思ってなくてな」
ピオニーは詫びる気なく、豪快に笑った。ガイたちがいるのは学園の生徒会室の会長室だ。
隣でアスランが、またやったのかアンタ、と無言でピオニーに伝えている。
「まぁまぁいいじゃないですか、ガイ。ルークは正しい事を改めて知ったのですから」

それに気にしすぎると禿げますよ?
禿げるかっ

適当なジェイドにガイはため息を着き、周りが引くほどルークの純粋さと天然と可愛さを語った。
「いいですか?ルークは純粋で真っ白が萌えなんですっあのツンデレアッシュにはない、あの可愛さ!!世界遺産なんだよ!!!」
「確かに……」
「黙れや、変態共」
「「ぐほっ」」
突然、ガイとピオニーが飛んだかと思うと扉からアッシュが入ってきた。右手にはルークがしっかりと手を握っている。
「会長ー、これにサインを……て、何鼻血出して倒れてるんですかっ」
「あ、サフィールだぁ」
次に扉から入ってきたのはサフィールだ。手には書類があり、ルークが突進して来るのをまともに喰らっている。
ルークはサフィールを立たせて笑い、クリスマスについて話した。
「……なんだろっ」
「強ち間違ってはいませんよ。私はキリスト教なので詳しく教えましょう」






イエス・ユアハイネス
(……難しい)
(旧約聖書と新訳聖書、どちらからいいですか?)





――――――
実は家族で唯一、キリスト教なのは私です(笑)
形だけ、多分、本当は浄土真宗

2008/12/25(Thu) 22:05 

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