『小さなお話』

□『ユーリVSルルーシュ』
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    オレは、『スザクが、どういうわけかシャワー室に入り込んだ。』
 
   と、思い込んで、ドアを開けた!

   スザクにしては、うるさいと思っていたら、声だけのそっくりの

   別人だった。

   オレより、年下か?中学生くらいか。

    声に出して、つぶやいてしまった。

   『小さいな。』

    『おいっ!』

 初対面で、それは無い!


   『お前、どこから紛れ込んだんだ?ドア以外から、入り込むなんて、

    どうやったんだ。』

   『すみません。考えてみたら、俺の方が完全に不審者ですよね。

    俺、渋谷有利と言います。ごく普通の高校生、16才です。

    あ、でも、実は俺魔王もやってまして、王さま、つうか。

    冗談にしか、聞こえませんよね。

    当然、当然ですよ。でもですね、その、魔王てのが、水で、

    次元移動するんすよ。

    ここに、来てしまったのが、その所為ではないかと思うのですよ。』


    『え〜い!わけのわからん事を。イレブン、送ってやるから、家を言え!』

    『へ?イレブンて。俺は 日本人ですけど。』

    『ここでは、日本人の事をイレブンという。知らないのか?』

    『まさか!!異世界?ここは、どこなんですか?』

    『この星は地球、元日本のここは、エリア11だ。

     ブリタニア帝国の属領だ。日本人は、イレブンと呼ばれている。』


    『地図、見せてください。え、ブリタニアは、アメリカと同じ・・・。

     ブリタニア帝国は、日本だけじゃなく、たくさんの国を属領にしてる。』


    『いま、日本を取り戻そうと、反乱軍が戦争をはじめた。』

    『セ・ン・ソ・ウ だって。』 


     俺は、思わず奴につかみかかって、こう言った。

    『たくさんの人が、死んでしまう!』
    
   
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