ハヤテのごとく夢小説
□第6話体育祭だよ「「「全員集合!!」」」
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「ねぇ大和君。どうしても頼みたい事があるんだけど聞いてくれない?」
(えっ何この状況?)
のっけからラブコメみたいな展開になる15分前……………………………………
俺はいつも通りの生活をして帰ろうかと思ったときだった。
「ねぇ大和君、少し時間あるかしら?ちょっと来てほしいんだけど。」
俺の前に突如現れた人、桂ヒナギクさんだった。
「別にいいですよ桂さん。どうせ帰っても暇ですし。」
笑顔で答えた俺に対して桂さんは
「そ、そう///なら、早く行きましょ。」
少し赤くなっていた。何故だろう?
「わかりました、行きましょう。」
俺は桂さんに付いていったが、そのときの男子の視線がとても痛かった。
しばらく歩いて、伝統ある時計台の前まで来た。そして桂さんはそのまま入っていった。
「か、桂さん。俺そこに入っちゃ行けないんですよね?大丈夫ですか?」
そう、ここは生徒会の人しか入っては行けない場所なのだ。
「いいのよ別に、だって私が生徒会長だもの。」
(そんなんでいいのか!!)内心で桂さんに突っ込みをいれたがとくにボケとかでもないしな。
「わかりましたよ、じゃあ行きましょう。」
桂さんが歩き始めたから俺は桂さんに付いていった。
で、いまに至るわけだが
「で、何なんですか頼みたいことって?」
「えぇ今度マラソン大会があることは知ってるわよね。」
「はい、いろいろな種目があるやつですよね。それがどうしたんですか?」
「えぇあなたにそれに美希と一緒に出てほしいの。」
「花菱とですか?いいですけど何でですか?」
「ほら、美希って運動嫌いなの、それであなたとなら出るんじゃないかと思って。」
確かに花菱は運動とか好きじゃなさそうだな。
「でも何で俺なんですか?桂さんや瀬川とかいるじゃないですか。」
「私は当日運営で忙しいのよ、泉は理沙ともう組んじゃってるから。それにあなた、美希と仲いいじゃない、だからよ。で、頼める?」
身長差からか、見下ろす感じになってしまい、そうして桂さんを見るととてもかわいかった。
「わ、わかりました///で、では、失礼します。」
(これ以上は耐えられない!!)
そう思って俺は生徒会室を走って出た。