詩集

□想い何処へ 消えない愛しさ
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真っ直ぐな瞳で

あなたはいつも青空を見ていた

澄み渡る青空

まるであなたみたいだ


時折私を見るあなたは

空を見るときとは違う

真っ直ぐな瞳を向けて


ふと笑ってくれた


その笑顔に

私がどれだけ胸を

締め付けられたか

あなたにはわからないだろう


愛している


そう口に出すことは

簡単だろう

だけど

身分が違う

なぜ

この世には身分というもの
があり私は姫なのだろうか

いや、私が姫として
あなたが侍として
生まれてきたから

こうして出会えたんだな


今となってはもう隣には

そばにはいないが

また来世

今度は平和な世に

生まれ

再び巡りあおう

それまでお別れだけれど

ずっとこれからも愛している
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