【Extra## Collection】

□SLOW-SKY
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〓CAT PLAY〓



拾った蒼いネコちゃんは、クリクリとした瞳で不安げにボクを見る。

フワフワの耳飾りと、ネックバンド……かなりマニア向けな衣装にしてみた。

手首に巻いた青いリボンに大きな鈴を付けて。

一体何をするのかと、酷く脅えている、ベルベットの海の中。

縮こまったカワイイふぐりを撫でると、チリンチリンと鈴が鳴る。


「ふあ…んん…ひんっ…やっ……!」

「ネコちゃんは、ニャアニャアって鳴くんだよ?おかしいなァ……?」


胸にあるピンク色の肉球をクニクニと弄ると、ボクが何を要求しているのか理解してくれたようで……

「ひ……ッ!ふ……にッ――にぁ……にぁ…ぁ……ッ…」

「ああ……やっぱりネコちゃんだったんだねぇ……」


イヤイヤと頭を左右に振りながらネコみたいに嘆いてくれた。

チリン、チリンと鈴を鳴らして。
そのまあるい瞳がウルウルと輝くから、少し早目にソレを可愛がってあげた。


「に…ゃ――ああッ――あ――やああッ!!」

「アレぇ……また、なるほどちゃんになっちゃったよ?」

「ふぁ――ん…!やあ――ヤ――ダ…ああ!」

「ああ…そうだ、シッポを付けてあげなかったカラ……」


くるり、と俯せにして、腰を持ち上げて。

シッポを付けるお日さまに、ふぐりのせいでもうヌルヌルの指を差し込んで、喉を鳴らすように動かして。

ハチミツみたいな液を垂らす、カワイイお日さまに、シッポが付いた醜いモノを沈めてあげた。


「ひぅ――っ!!」

「さぁ…キミはなるほどちゃんなのかな…?」


尋ねながら根元のボタンを押すと、その醜いモノ が、くちゃくちゃと音を立てて、お日さまを食べ始めた。


「ネコちゃんなら、ココもなでなで、してあげるんだケドなァ……」

「ひぅう――ぅあ!に…っ――にぁ…あ…あッ――ああッ」


まあるいお尻を左右に揺らして、可愛いシッポも揺れ動く。
発情しちゃったネコちゃんは、白いミルクを垂らしてオネダリをした。


「やっぱり、ネコちゃんだったんだねぇ……ホラ、ご褒美だよ―――」

「に…ァ!ああ――あ―――ああああッ…!」


可愛がる手に、沢山のミルクを吐き出して。
蒼いネコちゃんは甲高く、泣いた―――。


横向きにぐったりと伏せ、二つに開いたままの唇に、そのミルクをたっぷりと塗り付けて。

記念に、いちまい。
コレクションを、した。


とても可愛いかったから――――。





―――End
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