gift

□桃さんから!
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「おい、」ああきみは本当にひどいひとだ、そんなひどいきみを愛しちゃってるあたしはひどくばかなんだろう、それでかまわない。「…おまえまじうざい」きみがうみだしてく辛らつな言葉のひとつひとつ、(もう数えてらんないよ)覚えてらんないそのひとつひとつはけれどすべてあたしのこころに突き刺さっては、ほんのすこし痕を残してゆく。どこへゆくの。そんなの知らないけれど、あたしはきみがすき、どうやっても何考えてても最終的にそこに辿り着くあたしはひどくおろかで、ただきみのことを愛しちゃってるばかなんだよ。病んでるよ、止まないよ。「だからさあ、」ほらまたきた、きましたよ!なにかな今度は、目一杯のSっ気であたしを傷つけるがいいよ!…あれれあたし変態だよこれじゃ、断じてMじゃないよ、Sでもないから。「聞いてんの」聞いてるよ聞いてますともあたりまえじゃん、たぶん。たぶんってのはほらきみの声は心地よすぎて言葉にまで脳まわってかないかもねって話だよそういう危険性を秘めてるんだよ(秘密だけどね!)あーも、すき、だいすき、あいして「うわこいつぜってえ聞いてねえ」ツンツンツンツンツーン、デレおねがいしまーす!というかごめんね、ホントはあんまり聞きたくない。んだよ。だってフら…現実見ちゃうのは誰だってこわいじゃないですか。ねえ泉ちゃん。ねえ。わかってよそこんとこ、言わないでおこうよ、触れないでおこうよギリギリまでさ「なあ、」…ああもうやっぱし泉ちゃんはひど「…おいアホ」


「好きだ、って言ってんだけど」




急にはじける炭酸水、いきているかと問うわたし
(…ひどい上に卑怯だ。)






「りんごがりんご」桃さんありがとう!

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