01/01の日記

02:14
余裕がないんだね
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精神が、崩壊するかと、思った。当たり前の日常が失われると思った。
恐ろしくて、恐ろしくて、悪いことばかりが浮かんで私はまた、数年ぶりに気が狂った。
大切な家族が、いなくなるかと思った。
出掛けたっきり帰ってこなくなって、すぐ帰ってくると思っていたのに、二時間経っても帰ってこなくて。
胸が苦しくなって、喪失感が激しくなって、訳がわかっているからこそ余計に不安になってそんなに時間がかかることなの?どこへ行ったの?ってなって。
私、自室にこもって1人になった瞬間感情が溢れて叫んで叫んで錯乱状態になっていた。
叫んでも叫んでも悲しみが止まらず、怪物じみた叫びをあげ続けていた。ああ、わたし、怪物になってるって思った。
私の中の悪い人が喜んでいるように感じられた。
私が苦しめば苦しむほど喜ぶの。

しばらくしたら帰って来て、安堵感が凄まじかった。でも、こわいよ。もし、兄が死んでしまったら私はどうなってしまうのか、思い知らされた。
これは、良くないこと。私が壊れてしまうかと思った。
精神の、拠り所だから。
やるべきことが疎かになるところだった。
あまりにもショックで、恐ろしい。

私は、確かに壊れかけていた。ああ、なってしまうんだなぁ。困った困った。

だから、あいつを描いてしまったんだ。

わたしは全く問題ないですよ。こんな気持ちは不思議です。あなたはあまりわたしを描かないから。真っ白、そして安堵の脱力感、うまく表現されていたと思いますよ。
わたしはあなたの、絵が、好きですよ。
ふふふ。ただひとつ、殺意だけは伏せましたね、明らかに。

殺意…。そんなこわい絵、描いても晒せないよ。

でもあなたはこわい絵をたくさん描きたいのでしょう?あなたの中の狂気を表現したいはずです。そうやって吐き出したいはず、それか、利用したいのか。

全部当たってるよ。だから、迷ってるの。

はぁ。あなたは、優しすぎるのですよ。

違うよ、嫌われるのがこわいんだ。

そのこわさを擬人化できればわたしはいくらでも食べてやれるのにね。きっと、良い味でしょうね。

これ以上私の頭のなかで話しかけないで。

これは、あなたの想像でしょう?

ごちゃごちゃするの。もう、お正月どころじゃなくて

なら、夢の中で慰めてあげましょう。殺さない程度に…

わたしは、もう、つかれたよ…。

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