09/14の日記

02:25
自分
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いつからか自分は頭の中で自分自身と会話するようになった。そしてある時を境に私の中に私を傷つけることを望む自分と私を助けようとする自分が現れた。
多重人格ではない。
でも、その人格に乗っ取られるような感覚を今まで何度か経験した。
今もそうだ。
でも、記憶を失うことは無い。
思考の奥底から遠目で見ている感じだ。
私自身を。
私の中には私を愛する者もいる。
これは、私の夢の中に現れて実際に私を愛した者がモデルだ。
全部、私が作り出した者だ。
イマジナリーフレンド、なのかもしれない。色々と調べた結果それに到達した。
私は想像するのが大好きだからな。
死にたいほどに辛くなったとき、その反動で作られてしまった存在なんだ。
でも、こんなに平和な世の中なのに死にたいだなんて思っていたなんてね。贅沢にも程があったものだよ。
ほんと、日本は平和だ。
戦争がないんだから。銃が無い社会って
What the peacefull place!

病的に自分を愛している自分がいて、でも、それは自己愛性なんとかでは無くて。だって、全然チェック項目に当てはまらないから。
誰かに愛されるまでは私を愛してくれるのだと言うんだ。そうしないとお前は壊れてしまうからって。
自分で自分を愛すって、変だよ。でも、あたかも本当に自分の中に別の人間がいるみたいに感じて落ち着くし、安心してしまうんだ。まるで精神安定剤を飲んだ後のように。
でも、虚しいと感じてしまうときもある。結局これは一人芝居、全く馬鹿げているってね。でも、それを失うと自分がどうにかなってしまうかもわかっている。
私の家族はバラバラだから。
普通の家族でいたかったのに。
幸せじゃなくても良いから、ただ一緒にずっといたかった。私の中に家族という言葉は消えている。だから私の中で家族を作った。私だけの家族を。
さみしいね。
自分と会話して、とても胸が苦しくなるときがある。どうしようもなく気分が沈んで、思うように動けない。勝手に涙が出てくるときもある。
ただ、最近庭の草刈りをしたんだ。虫は苦手だったけれど、自然を感じて自然と一体になった感じがした。虫でも可愛いなと思うときもあって、葉っぱに止まったバナナ虫や蝶々を見たときは気持ちが和んだよ。
私は女性だけど、男性的な感情もあって草刈りをしていると頭の中で雄叫びが聞こえるんだ。そのくらい無我夢中でやっているってこと。でも、体力がないからすぐに息切れしてしまってもっと刈りたいのに休憩せざるを得ないのがもどかしい。
やっぱり身体を動かすと余計なことを考えないで良いから良いね。
私は常に頭の中で何かしら考えてしまうから、下手するとネガティブな思考に落ち込んでしまうから。私にはどうしても苦手なタイプの人がいるんだ。
蔑む人、否定的な人、あとは、私は人から命令されるのが嫌いだ。
でも、仕事となると別。私は人に仕えるのが好きだから。なんだか矛盾しているけれど、プライベートで休みたいときにあれしなさいこれしなさいと言われると、どうも反抗的になっちゃうんだ。
あと、自分でやるって決めているときに、やりなさいと言われるとやる気が失せてしまったり。
自分の意思を相手に操作されたくないって思っちゃうのかもしれないな。
あとは、上から目線で話す人。
歳上だから当然なんだけれど、私を信用していないというか、自分の考えは絶対だ!って感じでいきなり説教を始める人が私は大の苦手だ。
仕事をしていない人は悪だって思っていて、人それぞれ理由があると言うのにそんなことを考えもしない。
結婚をして子孫を残さないとダメだって、人のことも考えないで言ってくるんだ。私の人生なのに。
私が子供を持つことは無い。そんなこと口が裂けても言えないけれど。
私の人生なのに、そう言ってくる人たちは自分のことしか考えてないんだ。
名前が途切れちゃうから。
彼氏を作りたいと思ったことはあった。
でも、子供を作りたいだなんて考えたことも無い。
私にとってそれは悪だ。男の人が女の人をいじめる行為なのだと、私は幼い頃から刻み付けられてしまっているから。
幼い頃のトラウマ。でも、そんなことを打ち明けたところでそのショックが相手にわかるはずもない、それも相手が男性だったらば特に。
女性に話せばわからなくもない。でも、あの嫌悪感を共有させたくは無いんだ。
だから、自分の中に閉じ込める、若しくはここに書くしか無いんだ。
昔から、性的な事件はあとを立たないけれど、心の傷はどうやったって言えないことを私は知っている。
特に小さい子は、目で見たものや聞いたものはダイレクトに頭の中に記憶されるから酷いことをするなんてもっての他なんだよ。
私はずっとあのときの記憶が残っている。歪んだ記憶だから歪んだ自分もできてしまった。男性的な自分。自分という男性だったら、酷いことはしないから。

私の身内は平気で、彼氏を作って子供ができたら幸せになる、という。
平気で、子供ができたら、という。
彼氏はいつかできるかもしれない。
でも、子供ができたら、という話が出る度に動悸が激しくなる。でも、子供を作りたくないんだ、なんて言えない。
理由を言いたくないから。
ああ、私はどうすればいいんだ。
おばあちゃんは、子供ができたら、賑やかになるって言う。普通の考えだ。全く、悪意なんて無い。私を思っての考えだ。結婚して、家族ができて、幸せになる、それが普通なんだから。
でも、私は、両親の毎日の喧嘩を見てきたし、父に愛されることも無かったし、父を尊敬することすら無かった。毎日が修羅場だった。でも、それが当たり前だと思っていた。父は私にとって恥ずかしい存在だったから学校の行事に来なくてもなんとも思わなかった。
母にお金をせびる父を情けないと思ったし、殺意が湧いたこともあった。
でも、唯一尊敬していたことは父が強いことだった。昔、軍隊に入っていたから、戦いの色んなことを知っている。
空手も黒帯で、でも、それだけ。
子供は純粋で、どんなに親に虐げられても親を思ってしまうものなんだ。
だから、それ故に虐待は残酷で子供は親を思いながら最悪、死んでいく。
幸い、私は身体的な虐待は無かったから幸せな方だったんだろう。
だから、家族ができても子供が不幸にならないとも限らないんだ。
そんなの、なってみないとわからないし、考えすぎだってこともわかっているんだけれど。
いや、きっと自分は自分の殻に閉じ籠り過ぎたんだな。

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