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□前奏曲
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「普段見れない丸井先輩の姿が見れて、マジ嬉しい!」









にっこり。無邪気に笑う。






みるみる内に、丸井先輩の顔が赤くなってく。









「お前っ…反則ッ!!」







「えっ俺なんかしました?」


「るせえよっ!もう黙ってろ!」








言葉を言い終えると同時に、先輩が俺に食らいつく。


ガチッ と歯の当たる音がした。






(あんな事言うなんて…マジ反則)


「んんっ…。」


何度も色んな角度からキスをする。

その度にもれる赤也の息が妙ーにエロくて。





「はぁ…!?んっ…。」


あーあ。部活行けそーにないな。


んな事思いながら、赤也を地面に押し倒した。





「ちょっ…待って下さい!ここ音・楽・室っ!」


「関係ねー。放課後わざわざ音楽室来る奴なんていねーだろ。」

「ここにいますっ!」

「俺らだけだろ。」


「〜―…っ…」


あーもうっ

こうなった丸井先輩は止められない。








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