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□前奏曲
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「…ヤる前に、一つ言わせて下さい。」
「おー何だ?とうとう観念したかぁ。」
…この人はっ…何でこんなにも人を怒らせるのが得意んだか。
まぁ、今は時間がないからいーや。
「―さっきの姿、他の誰にも見せないで下さいよ。」
「えっ?」
「俺だけが知っていたいのっ!」
あー呆然…としてる。先輩。
そして―
「見せるわけねーだろィ。…お前以外には。」
ちょっと頬を染めて言う丸井先輩見たら、なんだか俺まで恥ずかしくなってきて。
「…ッス。」
顔を逸らした。
その後、部活行ってグラウンド100周させられたのは―
当然の事だった。
つーか…
腰いってぇーー!!
〜end〜