Gift

□素直になれたら
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いつだって迷惑かけてるのに、なんで土方さんは怒らない?


いや、怒っているんだろうけど、優しい…ような気がする。


「いきなり部屋に来て何の話だ、バカ総悟」



「ちょいと気になりまして」


なぜ土方は優しい怒り方なのか…


それを調べるために沖田は来たのだった。


「土方さん。もしかして、俺の事ガキ扱いしてませんかィ?」


「あぁ〜?ガキだろ、テメェは…」


「俺の心は大人ですぜ!」

「バカだろお前…;」



ガキ扱いじゃないと、なんだ?


意味わかんねー…


だが、こうやって土方さんの部屋に座って土方さんの仕事してる姿を見てると、なんだか落ち着く。



「なんだよ?」


急に黙った沖田を心配して土方は振り返った。


「いや、…なんかいいなーって」


「何が?」


「こうして二人でいると、なんだか平凡で変な感じがしまさァ」


「そうだな…すげぇいいな」


「ぁ…なんで優しい怒り方なのか、秘密わかりました」


「あぁ?」








「俺の事好きだからだろィ?」





「アホか//!!!さっさと仕事してこい!!」




バタン



閉められた部屋の前に座りこむ沖田。



「マジですかィ…//?」





もうちょいしたら、土方さんの仕事は終わる。



その時、どうやって告白させようか…





サディスティック的な笑みを浮かべた。




おまけ…in 土方ルーム



「やっと気付いたかバカ総悟…」



もっと素直に言えたら良かったがな―…








おわり

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