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□だからどうか
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原作95、96幕ねたばれあり
怒りで冷静さを攻撃はなんら意味がなく、殴り飛ばされ宙をまう体。
落ちたさきは最愛の人。
ああ生きていた。それが彼女の幸福。
また守れると。
自分の命の灯火が少ないことなどわからないで。
その笑顔が失われることが、彼女がいなくなることが彼を動かすなんて皮肉だった。
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再会したとき受け止められなかった。
でも今、目の前のきみはもう動くことさえままならい。
それなのにオレに僕に向けた笑顔はいつものように美しかった。
守る?
守られるより守りたかった。
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預かっておく?
自分の血で前がよく見えない
土蜘蛛てめえなにいってやがる。
ちらつくのは紅い花びらが散った白
やめろ
遠ざかる大きな影
そいつを連れていくな
心に反して体が動かない
嘘だといってくれ
意識が遠のく中、つららの笑顔が頭をよぎる
事実ならどうかせめて
俺がぼくがいくまで生きていてくれ
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未来永劫守ると誓った日
その日が頭の中でめぐる
全ての記憶
あなたと私の思い出
走馬灯って妖怪でもみるんですね
未練があるってことなのかしら
そんなお顔をなさらないでください
大丈夫
ずっと私が守ります
だからどうか
こわがらないで
怯えないで
悲しまないで
あなたは生きてください