ss<drrr,nuramago >

□再び会えるならいつまでも
1ページ/1ページ






リクオ達一行はある建物の屋上でゾンビ化した妖怪達に囲まれ闘っている。

「つららのやつどこ行きやがった?」


ぽつりど誰かがいったその頃
となりの建物ではつららと人間が何かえたいのしれない化け物に襲われていた。

つららは人間をなんとか避難させる。しかしつららの背後めがけて化け物は自らの何かを降り下ろす。

床のコンクリートが砕ける音が部屋に響いた。
化け物が何かをどけるとそこにはそこの抜けた床しかなかった。

「危ないとこやったわ。」
声のする方に視線を向けるとそこには一人の女性が立っていた。

その女は長い黒髪に鴇色(それかサーモンピンク)の地に桜模様の着物を着ている。年齢は20代前半ぐらい。



顔はつららと同じだった。



「おとなしくしてもらいますえ。」


ビシビシッバチッ


床に電流のようなものが走ったかと思うと床が空中へ抜けた。

床ごと空へ放り出された化け物は動く隙もなく氷結し、床もろとも砕け散る。

リクオたちはその爆風をもろに受けた。危うくゾンビもろとも飛ばされそうになりながらも持ちこたえる。

風がやみ顔をあげるとつららに似た女性が立っていた。

「…つらら、じゃねぇな。つららはどうした。」

女性はきょとんとした後ころころと笑い、いつの間にかとなりにいたぬらりひょんと話かける。

「いやぁ久しいなぁ、ぬらりひょん。昔と変わらず元気そうやね。」

「お主もな。」

ハッハッハッと笑い会う二人にリクオは面食らう。

「リクオ、こいつは土地神だ。」

土地神と呼ばれた女はくるりとこちらを向き微笑む。

「はじめまして」

そういうと女は光に包まれた。あまりの明るさに目を閉じる。

目を開けたさきには天狗と天狗に抱えられたつららがいた。
天狗は抱えていたつららをリクオは受け取った。
みたところ大きな傷はないようなのでほっと息をつく。

天狗はよくみると天狗ではなかった。姿は天狗だが顔が違う。青い肌に豚のような大きな鼻に大きなひとつ目をしていた。


「こいつはな、妖怪に憑依しその妖怪の本来の力を引き出す。姿まで変えるのは珍しいがな。」

「いやな、将来が楽しみな子ぉやったからどないな姿になるんか気になってなー。予想以上にべっぴんさんで私も驚きましたわ。」




展開についていけないリクオは、先ほどの大きくなったつららを思い出してにやにやしそうになるのを堪えていた。


そして
また会いたいがいつまで待てばいいのだろう、と心の中で一人ごちる。



■■■■■

[あとがき]

という夢を私がみた

全員私のイメージ通りの声でした。当たり前か

アニメの声にはまだ慣れていません。
追記
今は慣れました。


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ