☆小説2★
□文化祭の直前で
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「文化祭の直前で」
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向「あー、暇だな 侑士」
忍「暇やなー…何かして遊ばへん?」
宍「何すんだよ?」
鳳「……うーん、年末恒例笑っちゃいけないってヤツはどうですか?笑ったら叩くとか」
鳳がさわやかな笑顔で言う
芥「…俺もやりたいC〜」
俺も と全員が言う
宍「じゃあ決定だな、笑った奴は…お、丁度良くここに固い風船でできたバットがある…これで尻叩かれるってのぁ、どうだよ?」
何故固い風船でできたバットがある?
芥「あ、そのバット俺の 家から持ってきたやつ」
宍「うーん、」
宍戸は何か考えバットで鳳を叩く
鳳「いったぁ!?ペチンっていきましたからね?」
宍「効果は抜群か じゃ、今から始めるぞー。五時までだからな?一番叩かれた回数が多い奴は一人一人の言うことをきく、でどうだ?」
全員賛成する
宍「じゃ、スタート」
日「すいません、これ俺も入ってますよね?」
芥「当たり前だC〜…あ、そうだ…侑ちゃん以外ちょっと皆集まってー」
忍足は不思議に思うがあまり気にとめていない様子である
忍足以外の全員が円陣を組み静かに話す
芥「侑ちゃんを一番笑わせようよ?」
鳳「あー、良いですね」
宍「ジロー、ナイスだな じゃあ早速笑わせようぜ?」
日「微笑ませれば良いんじゃないですか?」
向「微笑ませるってどうやんだよ」
日「いつものあなた方のやり取りを見て忍足先輩は微笑みますよ」
全員が頷く
円陣を組むのをやめ、普通に戻る
向「侑士ー、何でジローに侑ちゃんなんて呼ばせてんだよー」
忍「何でダメなん?」
向「ダメだよ!!侑士と凄く仲が良いみたい!侑士と一番仲が良いのは俺なんだから!!」
芥「…がっくん…何言ってんのかなぁ…」
ジローは向日を睨み付ける
向「お前が気やすく侑ちゃんなんて呼ぶからだろ?」
宍「おい、お前ら喧嘩すんなよ 俺の侑士の事で」
向「侑士は宍戸のじゃねぇよ!!」
芥「俺のだC〜」
向「うるせぇ!!馬鹿ジロー!」
乱闘が始まる
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