☆小説2★

□合宿其の弐
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「合宿其の弐」



――――――――



向「ゆーうし!練習しよ?」



忍「ん?……んー…」



忍足は軽く返事する



向「…侑士?…」



向日は忍足の異変に気付く



向「侑士、ちょっとこっち向いてよ」



忍「ん?」



忍足は振り向く



向日は忍足の額に手を当てる



向「あっつぅ!!何度!?鉄板並だし!!ていうか跡部ー!!」



向日が跡部を呼ぶ



忍「……頭、痛っ…」



忍足は倒れる



向「い!?いああ!?侑士!?ちょ、跡部!ていうか誰でも良いから来いよ!」



宍「うるせぇな 向日 何したんだよ?」



鳳「練習しないんですか?アレ…忍足先輩は?」



向「宍戸、長太郎…侑士がぁ…凄い熱で倒れて」



宍戸と鳳は倒れている忍足に気付き近寄る



向日はもう泣きそうである



宍「忍足?おい、忍足?」



忍「…んっ…」



忍足はビクッと反応しただけで起きはしなかった



鳳「本当にヤバイ熱っぽさそうですね…」



跡「あーん?お前ら何してやがる、練習しやがれ!練習!」



向「跡部!侑士が!!」



跡部も倒れている忍足に気付く



跡「忍足!?鳳、運べ!」



鳳「はい!」



長太郎は少し嬉しそうに返事し、忍足をおんぶする



跡「ついて来い」



跡部は走りだす



長太郎も宍戸も向日も走りだす




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