□ 小話

□恋の始まり刺激的(前編)
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『 琵琶湖 』

それがきっかけの言葉だった




恋のはじまり刺激的



「っ・・・はっ・・・・」

「いっていいよ・・・。」

「おめーはまだ・・だろ・・? あっ!ばっか・・そんなに!!」

「泉、ここ好きじゃね?」

「だからっ・・そんなんした・・らっ・・・っ!!」

ドクン!!





ティッシュごしに感じる温かい液体の感触。
薄暗い部屋に響く熱い息。
泉は、トン・・・と浜田の肩に額をつけて息を整えた。
目の前で泉の肩が上下する。
そんな泉の髪の香りをそっと嗅いだ。



僕らは高校生

色んなものに興味深々なお年頃

そんな僕らの関係は

恋人

・・・・ではなく、ただの「かきっこ仲間」










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