□ きり番

□ねこねこ☆ファンタジー  7万ヒット御礼
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「いいにゃ?」

「へ?何が???」

なんの事だか訳がわからずにいると、両足が宙に浮き、泉の肩へと乗せられる。

「・・・・・あのーー??いずみさん??」

「痛くしねーからにゃ。」

「はい??」

泉の手が浜田の後ろの方へとまわされ、入口へと指があてがわれた。

(もしかして・・・俺が受け?)

クイッと指の先が中へと挿入される。

「ぎゃーーー!!」

(猫は猫でも雄猫かーーー!!!)

なんとも色っぽい顔で泉が浜田を見ている。まさに発情期の猫のようだが、泉は男の子。
寄って、発情期の雄猫と化していた。
泉と目が合い、ちゅっと瞼にキスが降ってくる。
そのまま優しいキスが少しずつ唇へと移動していき、甘く泉の舌が浜田の舌へと絡まってくる。
そっと絡んだ舌が離れると、浜田の目に真剣な泉の目が映った。泉の目には浜田の目が映っている。
そして、その真剣な目で「おめーと繋がりてーにゃ。」と言った。

くらっ・・・。

(い、いかん!あまりの男らしさに一瞬「抱かれてもいいかもv」なんて思ってしまった!さすが漢泉!!)

「!!! ちょっ!ちょいまったー!!!」

「あ?」

慌てて泉の肩に乗っている足を下ろして抵抗を試みる。

「何にゃ?」

「やっぱ、ここは泉の方がいいんじゃないかな?」

「そう決まってんのかにゃ?」

その言葉に泉がむっとした顔をすると、いつもの行為に不服でもあるのだろうかと浜田は思わずひるんだ。

「別にいいじゃねーか、減るもんじゃねーしにゃ。」

「本音はそこか!? しかも今「ちっ」って言ったっしょ!?」

「いちいち細かい事気にする奴だにゃ。」

そう言い、続きを試みようとする泉を力に任せてひっくり返す。
「うわっ!てめっ!!抵抗すんじゃねーにゃ!!」とバタバタとしながらも形成逆転で浜田の下敷きにされてしまった。
繰り出すネコパンチが決まり、更に形成逆転で浜田の上に乗る泉。
食うか食われるかの接戦が続いたが、そこは泉マスターの浜田。泉の弱いところは知り尽くしていた。
猫耳ではなく人間の耳のほうにカプッとかぶりつくと、一気に泉の体から力が抜ける。

「んっ!!  あっ!!」

更に穴に舌を挿入させ、わざと音をたてて何度も舌を入れたり引いたりする。ゾクゾクゾクと震えながら泉の背中が沿った。
そのまま寝技にもつれ込むと、さっきまでの男らしさとうって変わって艶っぽく泉が乱れ始めた。
浜田の集中攻撃が決まり、あとは浜田のペースへと持ち込まれた。

「・・・ふぁっ! ・・んっ・・・。っはぁ!!」

黒い猫耳が感じる度にピクリと垂れたりし、同じように反応するしなやかな尻尾がさらに興奮をそそる。
泉を後ろ向きにひっくり返し、腰を持ち上げてお尻を突き出させるとその尻尾がなまめかしく動いた。

「いずみ・・かわいい・・v」

ズプッ

浜田のものがゆっくりと泉の中へと吸い込まれるように消えていく。

「あっ!あっ!ああっ!!」

「・・っ・・はぁ・・・。」

それが最後まで消え、泉のお尻と浜田の股間が密着したところで泉を後ろから抱き締めた。
耳にちゅっとキスをすると、ピクンと泉が震える。
泉のいつも以上にくねっとしなやかにしなる腰をつかみ、腰を引き、更に腰を奥に突き入れる。
ゆっくりと入れては中でまわし、ゆっくりとぎりぎりまで抜く。泉の腰が浜田を誘うように動きはじめると挿入の速度はずんずん速くなっていった。

ズッ・・ズッ・・

「あっ!んはぁっ!!ぁぁっ!!」

二人の荒い息と肌と肌がぶつかる音がこだまする。

「ぁぁぁぁつ!!」

油断すると再び狙われるので、達した後もそれは泉が気を失うまで何度も繰り返された。





(あ・・・危なかった・・・。)

すべての生気を泉の中へと注ぎこんだ浜田は、心なしか髪はパサパサ、肌はかさかさになっているように見える。
反して、体中にキスの痕を残されて横になる泉は気を失って寝てはいるものの、どこか艶々していた。
さすがの浜田もクタクタになり、泉の横でバッタリと倒れるように眠りについた。









次の日、泉の耳としっぽはきれいになくなっていた。かわりに泉と浜田の目には青いクマ。
泉の後を追いかけるように浜田が廊下をつかつかと歩いていた。

「いずみぃ〜、なーってば〜。」

「・・・・・・。」

昨日の自分の行動が余程恥ずかしいのか、泉は浜田を一切無視した。
ふと、前には同じく目にクマを作った三橋と阿部とすれ違う。7組の教室の隅にいた水谷と栄口にもクマがありやはりどこか疲れているように見える。更に進むとフラフラしている花井に元気な田島も見かけた。

「「・・・・・・。」」





三橋の持っていた残りの飴玉は花井の手によってこっそりと処分された。







2008.6.18

7万ヒットありがとうございます〜v
7万回もカウンターが回ったのかーとしみじみ感動しております。
さして更新の少ないこのサイトを覗いてくださる皆様、ありがとうございます!!

で、どこがファンタジーやねん!!とか先に突っ込んでおきます(笑
なんかむっかーし、りぼんかなんかでこんなタイトルあったような。
泉ってやっぱりどこか黒猫な感じがします。叶君も猫系。
そして浜田は大型犬。

あんがい長くなった7万ヒット御礼でした。









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