捧ぎモノand頂き物♪
□華月より
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「……レンくん……ねぇ、レンくん」
「…………」
「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、n、ゴフェッッツ!!」
「黙ってろ、へたれ」
あまりにもヘタレ(カイト)がうるさいのでレンくんは足で蹴ってしまいました。結構痛かったみたいでのたうちまわって………まわりすぎたせいでテーブルに頭をぶつけてたんこぶが……。嗚呼、痛そう。
(笑)
「しくしくしくしく(泣)」
「……リン、喉かわいた。ジュースちょうだい」
「んー、いいよー」
「明日、暇だし何処か行こうか?」
「えっ?デート?やったぁ!行こ行こ!!」
「ねぇ、二人とも無視ですか?何そんなに兄さん、かげうすい?」
「レン〜オレンジでいい?」
「ん」
「無視ですか?」
ヘタレ(カイト)のことを完全無視の双子ちゃん。
「ええいっ!!兄さんだってやるときはやるんだぞっ!!」
「はっ?」
「えっ?」
―ポチッ!!
さぁって、カイトは何をしでかしたんでしょう?
まぁ、答えは簡単です。
レンくんがゲームをやっているのにもかかわらず、ゲームの電源を消してしまったんですよ。
「テメェエッ!!ラスボス倒せそうだったのにッ!しかも、セーブしなかったんだぞ?どうしてくれんだよっ!!」
「うっ、そんなこと言ったってぇえ。レンくんが一緒にゲームしてくれないんだもんっ」
「男のくせに『もん』なんてつかってんじゃねぇーよ!キモイ」
「キモイって言うなぁあぁ!!」
「……ふっ、裸マフラーにしてお前なんかロードローラーでひいてやんよ!リン、ロードローラーをッ!!」
「あいあいさぁ〜♪」
「ごっごめんなさぁああい、ゆるしてぇえぇえっ!わぁああぁあッ!!」
その後、カイトがどうなったかは……神のみぞしるってね?
(笑)
………えんど………