捧ぎモノand頂き物♪

□腹黒な2人の日常
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「あははっ、沖田くんって面白いね〜」


「ふふふ、知念もなかなかですぜ?」



「おい総悟……って、こんなとこでなにやってんだ?」



「見ての通り、真選組屯所の縁側で美少年2人で談笑してるとこでさァ。」




「なんで説明口調!?
つーか人いたのか。見えなかったからまたサボりかと思ったぜ……ってオイ!!外部の人間は屯所に入れるなっていつも言ってんだろ!?

またガキ連れてきたんじゃねぇだろうな!?」



「どーも、小さくて見えなかったガキの知念侑李です♪失礼な相手には精神的ダメージを与えることにしてます〜


……沖田さんの上司なので抑えてたんですけど……なにもされたくなければ……消えてくれませんか?」




「?
よくわかんねぇけど、総悟の友達か?」



「そうですぜー
じゃあ土方さんには特別に、俺の回想で説明してあげやしょう。」




「回想とか意味分かんねぇんだけど」



「はい、ほわわーん」


「ちょっ、なにその効果音!?」









 真面目に江戸の見廻りを終えた俺が団子屋で休憩してたときでさァ





「あ、お代はツケで。名前?真選組の土方で頼みまさァ」



そう言って立ち上がった時、




ドンッ




「ん?
どーしやした、息切らして」




ぶつかった挙げ句俺の胸のところに収まってたのが知念侑李。



なんだかよく分からない世界に来たとかなんとか言ってたんだけどねィ、他に保護するあてもねぇんで屯所に保護する事にしやした。


もちろん携帯で近藤さんの許可は取りやしたけど。



そんで、まぁいろいろ話した上で理解したのは……









「こいつは相当な腹黒だってことでさァ」



「どーでもいいことばっか詮索してんじゃねぇっ!!」



「沖田くん、」



「ん?なんか用かぃ?」




「あの人の名前、なに?」

「あ?真選組副長の土方t「鬼の……いや、フォローの達人こと、フォロ方フォロ四フォローでさぁ」



「オイィィィ、違うだろ!!土かt「鬼のフォローの達人?」


「真選組副t「違いやすぜ、フォローの達人、フォロ方フォロ四フォローでさァ」



「ふーん」



「だから真選組副長土方十四郎だって言ってんだろーがァァァァ!!」




「うるさい」「黙ってろぃ」





「な、」



「フォロ方さん、出てきたときから失礼極まりないんですよね。人に対する基本的な礼も教えられてないんですか?


小さくて見えなかった?ガキ?腹黒がどうでもいい詮索だとか……フォロ方さんの頭は正常に働いてないんですか?」


「う…」


「そうですぜ。俺に対してだって失礼でさぁ。


一般市民、しかも異界から迷い込んできた美少年ですぜ?保護して当然のところを屯所に入れるなどーのこーのと騒ぎ立てて。


知念に余計な心配をさせまいと苦労したのが水の泡ですぜ。」




「あ、あぁ……悪かったな……」




「一般市民をむやみに傷付けるべからず。違いやすかフォロ方さん?」




「間違ってねぇ……」




「これを犯すもの切腹……、違うんですかフォロ方さん?」



「知念まで言うか……」




「「切腹するか土下座するか土下座して切腹するか10回回ってワンと言うか泣き叫んで命乞いするか泣き叫んで命乞いするか泣き叫んで命乞いするか、どれがいいですか?」」





「………お前らは俺に泣き叫んで命乞いしてほしいのか。」




「「もちろんです、」」


「泣き叫んで命乞いするって正気に戻ると恥ずかしくなる行為ですし、」「それを思い出しながら生きる人生はもっとキツいと思いやすからねィ。」





「「異論はありますか?」」



「ありすぎるだろーがァァァァァ!!」




「「腹黒すぎるとか何やらせようとしてるんだとか、そんなツッコミはしないでくださいね?


これはファンサービスですから」」




「ニヤニヤしながら言うんじゃねー!!


絶対ファンサービス抜きで楽しんでるだろ!?俺を羞恥で死なせる気だろ!?
あわよくばそうなれば良いと思ってるだろ!?」



「もちろんですよ」
「もちろんでさァ」



「「ムカつくもんは鎮圧する、当然のことですから。」」



「ちょっ、待て!!何でもする、何でもしてやるから2人同時ににじり寄るのはやめろ!!」


「なんでも?
あははっ、楽しみですよ……ねぇ、沖田くん?」



「ああ……

生き続けることを放棄したくなるような仕打ちを施してやりやしょうぜ、知念。」




「ちょっ、待てって!!

うわあぁぁあぁあぁ!!」


 「ふふふふふっ、」





暗転にて、





腹黒な2人の日常
END.
 

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