その果てに
□君をこの手に(☆)トウ艾編
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柔らかい唇を己の唇で塞ぎ歯列をなぞり、舌を絡ませる。
空いている手で少年の胸の果実を摘まんでやれば、ピクンと身体を震わせる。
「ンふッ…と‥ぅラい、ど‥の」
「『とうらい』って誰だ?」
クスクス笑いながら熱に浮かされた舌ったらずな唇に指をいれ、唾液を絡ませる。
「舐めて濡らさないと辛いぞ?」
耳元で熱く囁けば少年は従順にそれに従う。
指に気を取られている隙に立ち上がり始めた少年のソレに触れれば、先程以上に体がビクリと震えフルフルと首を横に振る。
「限界そうだし、一回イッておこうな」
優しくすけば既に蜜を溢し始めていたソレはアッと言う間に立ち上がり解放を求める。
少年の唇から指を抜くと、少年は必死に堪えようとシーツを握りしめる。
「力を入れるな」
入口を撫でツプリと指を滑りこませる。
「ヒやぁッ!」
限界だったのだろう。大きく背をのけぞらせ少年は欲望を放った。
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