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□悪魔の尋問
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食堂で黙々と蕎麦を食べる神田。
その目の前で大量の食糧を猛スピードで食べているアレン。
そんないつもの光景に別の影がいた。
「おはよう、アレン君、神田。」
「あっ。リナリー、おはようございます。」
「・・・・。」
「あら?神田、不機嫌ね。さっきまで普通だったじゃない。」
「気にしないでいいですよ。僕、お皿返してきますね。」
何時の間にか食べ終わっていた食器をジェリーさんのところへと運んでいく。
「神田、ごめんね。せっかくの二人の時間を邪魔してvv」
「けっ。・・・確信犯が。」
「ふふ。だって神田の反応があまりにも面白いから。」
「どっかいけよ。目障りだ。」
「ちょっと神田!女性に対して失礼ですよっ!」
「いいのよ、アレン君。面白いから☆ていうか、アレン君も女性なのに普段これ以上ひどいこと言われてるじゃない。」
「こいつは女じゃねぇ。」
この一言にアレンがキレた。
「はぁっ?!今更なに言ってるんですか?!貴方が一番良くわかってるでしょう!!」
「だったらその紳士的な態度止めろ!男が女を庇ってるようにしか見えねぇんだよ!」
「良くそんなこと言えますね!毎晩毎晩貴方が触ってるのは何ですか?!」
「「「「「まっっ??!毎晩?!」」」」」
二人のケンカを当たり前のように聞き流していた周りの人達もつい突っ込んだ。
「ねっ”汗。二人共!そういう話はみんながいない時にしましょうよ。」
「いいえ!納得いきません!あんだけ毎晩人の身体で遊んでおきながら・・・・」
「遊ぶ?!愛でてるだけだろっ!」
「だったらわざと焦らすとか変な要求は止めてください!」
「それはてめぇが可愛すぎるからだろ。」
「答になってません!」
「お前がおねがりしてくる時とか、必死に奉仕してくれてる姿が可愛すぎて見たいからするんだよ!」
何かだんだんノロケに・・・・いやA!!オープンな話に!!
「エッチしてる時に見なくてもいいじゃないですか!!こっちは大変なんですよ!」
「ストーップ!!ちょっと!!//これ以上は別でやって!!」
やっとのことでリナリーが止めに入る。