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□赤頭巾ちゃん編 続
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自分の上には狼が乗っかっていた。
アレ)「ちょっ!何するんですか!どいてください!お婆ちゃんは??!」
神)「心配しなくても食っちゃいねえよ。追い出しただけだ。」
アレ)「何で追い出したんですか?!お婆ちゃん具合悪いんですよ?!」
神)「邪魔だからだよ。今から俺がせっかくのご馳走にありつけるってのに他人がいちゃぁ気が紛れる。」
アレ)「ま・・まさか・・・!僕を食べる気ですか??!」
神)「あ・・?そうだな。食べるっていやぁ食べるな。(ニヤ)」
もうすでに違う意味で捉えているアレンの顔色は真っ青。
逃げようと必死にもがく。
アレ)「やだ!食べないで!僕みたいに痩せてる人食べても美味しくなんか無いですよ!!」
神)「でもここはそこらの奴らより肉がついてんじゃねぇの?」
アレンの胸を鷲摑みする。
アレ)「??!!///やっ!ちょっ///何処触って!!///」
神)「てめぇ勘違いすんなよ。別に俺はてめぇを口に入れようとしてるわけじゃねぇ。そんなもったいないことできるかってんだ。俺は今からお前を抱く。」
アレ)「なっ!!///冗談じゃないですよ!なんで狼なんかにヤられなきゃいけないんですか!そこら辺にいるメス狼のケツでも追っかけていればいいんですよ!///」
神)「(ちょっとプチッ)てめぇ俺がそこらにいるただの狼と同じに見えんのか?!どう見たって違うだろ!!!」
言われた通り、今の狼は人間の姿に耳とフサフサした尻尾が生えただけで後は人間とは何等変わりない。
それに上半身裸ときている。
だが、頑固なアレン。
アレ)「いえ、狼にしか見えません。」
と、答えてしまった。これが後から血を見るはめに・・・。
神)「・・・そうかい・・・。じゃぁそこらの狼とは違うってことを身体で教えてやるよ。」