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□にゃんこ騒動
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任務を終え、報告書の提出も済ませて愛する恋人の元へと出向こうとしたときだった。

「「「待てぇぇーーー!!!」」」

廊下の向こうから科学班の人達がものすごい形相で駆けてくる。

そのとき、すぐ側を真っ白な何かが通り過ぎた。

「神田君!!おかえり!早速で悪いけど緊急事態なの!手伝って!」
「てめぇ、また何かしでかしたのか・・・。」
 
科学班の問題児(藁)コムイが息をきらしながら走っている軍団から抜けてきた。

「人聞きの悪いこと言わないでくれる?でも・・・君が絶対にNOとは言えない事態だよ♪」

なんとなく嫌な予感がしてきた。

「まさか・・・モヤシが関係してるんじゃ・・・」
「ピンポーン♪大正解!」

一気に身体が重くなった感じがした。

「てめぇ・・・・俺のモヤシに何しやがった??!」

すごい剣幕で詰め寄る。

でも、流石はコムイさん。動じず。

「きゃぁvv『俺のモヤシ』だってvアレン君に聞かせてあげたいね。絶対喜ぶよ☆」
「話逸らすんじゃねぇよ。」

六幻を突きつけ、睨みを効かせる。

「ごめんごめん。単刀直入に言うと、アレン君が猫になっちゃったの。」
「・・・・は?」



事の発端は神田が帰ってくる2時間ほど前のことだった。
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